ワードプレスでウェブサイトを作成、公開するなら必ず設置しておきたいもの。それがコンタクトフォームです。
一体それは何なのか?
ズバリ、あなたのウェブサイトを見た人が、あなたにコンタクトを取るための連絡フォームです。
コンタクトフォームを活用すれば、問い合わせの対応はもちろんのこと、サービスの申し込みフォームも作成することができます。
そこでこのページでは、初めて英語で稼ぐためのマイサイトを作成する方向けに、コンタクトフォームのかんたんなto doリストをご紹介します。
まずはこの手順に従い、フォームを導入しましょう。
まずはインストール
1・ワードプレスのプラグイン「新規追加」をクリック
2・「Contact Form7」をインストール、有効化
これでワードプレスにコンタクトフォームを設置可能になります。
このフォームをインストールしたら、問い合わせ用のフォームとサービス申し込み用のフォーム、2つのフォームを作成しておけば、最低限の準備が完了します。
以下、そこから最低限設置しておきたい内容について、かんたんにご説明します。
問い合わせフォームの作成
まずは問い合わせフォームの作成からです。
具体的にどんな項目が必要なのか?「問い合わせる人」が負担を感じない範囲で、必要な項目を設定します。
特に必ず用意しておきたいのは、
1・名前
2・連絡先(メールアドレス)
3・問い合わせ内容
この3つです。
項目は、「テキスト」で質問項目を追加することができます。問い合わせ内容のような長めの入力ボックスの場合、「テキストエリア」を選択します。
そしてそれぞれの項目で、上記画像のように、<label> </label>で囲っておくと、質問内容が分かりやすくなります。
迷惑メール対策
ちなみに、私の場合はプライバシーポリシーに同意する趣旨のチェックボックスを入れていますが、これは個人情報の保護観点から必要だと考え設置しています。
また、チェックボックスを用意するもう1つのメリットは、これがあることによって、海外からの迷惑メールが届きにくくなります。
チェックボックスを設置しないでメールを送信できるようにしていると、海外から迷惑なメールが届く場合があります。なので個人的には、メール送信時にチェックボックスの入力をしておく必要があった方が、安心だと思います。
方法はかんたんで、「承認確認」をクリックし、設置するだけです。文言は「この内容で宜しいでしょうか?」など適切にしておけばOKです。
送信者のIPアドレスは念のために取得推奨
ちなみに、コンタクトフォームでは次のコードを入力しておくことで、送信者のIPアドレスも取得することができます。
一般的に送信者のIPが必要となるケースはあまりないのですが、あなたのウェブサイトにアクセスが集まるようになってくると、それにともない一定の割合であなたが想定しない反応を目にする可能性があります。
通常は無視すればいいのですが、場合によっては法的な対応が必要となる場合もあります。そこで、コンタクトフォームからIPアドレスを取得できる設定をしておくことで、その後の対応をスムーズに行うことができます。
設定はかんたんです。コンタクトフォームの「メール」をクリックし、「メッセージ本文」欄にて次のコードを記入します。
次に下記のコードをコピーします。
add_filter(‘wpcf7_special_mail_tags’, ‘wpcf7_special_mail_tag_for_remote_host’,10,2);
function wpcf7_special_mail_tag_for_remote_host($output, $name)
{
if(!isset($re_addr)){ $re_addr = $_SERVER[‘REMOTE_ADDR’]; }
if(‘wpcf7.remote_host’ == $name){ $output = gethostbyaddr($re_addr); }
return $output;
}//Contact Form 7 ブラウザー情報取得
add_filter(‘wpcf7_special_mail_tags’, ‘wpcf7_special_mail_tag_for_remote_ua’,10,2);
function wpcf7_special_mail_tag_for_remote_ua($output, $name)
{
// Special [wpcf7.remote_ua] tag
if(!isset($u_agent)){ $u_agent = $_SERVER[‘HTTP_USER_AGENT’]; }
if(‘wpcf7.remote_ua’ == $name){ $output = $u_agent; }
return $output;
}
そして、ワードプレスのダッシュボード→外観→テーマエディター→テーマのための関数 (functions.php)を選択し、ペーストします。
これでメール送信者のIPアドレスを取得することができます。「転ばぬ先の杖」として、必要な情報を取得しておくことをおすすめします。
返信設定を必ずしておく
ちなみに、フォームを作成するにあたって大切なのは、自動返信を設定しておくこと。
すなわち、フォームから問い合わせがあった場合、「○○様お問い合わせありがとうございます」という内容を、自動で送信できるようにしておくことです。
その理由はあなたが問い合わせをする立場になれば、すぐに分かると思います。問い合わせても反応がないのは、不安を感じてしまいますよね。
ではどうやって自動返信を設定するか?それも、コンタクトフォームで簡単にできます。
作成したコンタクトフォームの「メール(2)」の部分。
「メール(2)を使用」をクリックすると、自動返信をするときの文言を設定できます。
ここに、問い合わせ内容に関する内容を入力しておきます。内容としては、「お問い合わせありがとうございます、こちらから連絡させていただきます」的な内容であればOKです。
ちなみに「[your-name]様」の[your-name]はメールを送った方の名前になります。
まとめ
以上、ワードプレスでサイトを作ったら今すぐ設置しておきたいコンタクトフォームの内容について、大切なところだけをシンプルにまとめました。
要は、あなたのウェブサイトを見た人が、きちんとあなたにリーチできる手段を用意しておくことが大切です。
フォームを用意せず、「ご連絡はこちら」とメルアドを掲載しておくのもありですが、その場合、迷惑メールが山のように届く可能性があるので、フォームを設置しておくのが無難です。
コンタクトフォームの設定に関して詳しい情報は山のようにありますが、大切なのはまず、基本的なフォームを用意しておくこと。そして、必ず自動返信を設定しておくことです。
まずはそれだけ設定して、サイトの運営&更新に進みましょう。
追記
ちなみに、このような作業の手間を省きたい方向け、ウェブサイトの立ち上げ〜問い合わせフォームの設置を代行するサービスを提供しています。
詳しくはこちらをご覧ください。