この記事は正社員をやめて、「自分で英語で稼ぐビジネスを始めたい!」という方向けの記事です。
あなたの時間を節約するために真っ先に結論から書くと、「2020年~2022年くらいは独立する最悪のタイミングなのでやめておきましょう」という話です。
あなたが現在正社員であるなら、絶対にその仕事を自分から辞めないことをおすすめします。
あなたが非正規社員で将来に不安を感じた結果ご自身でビジネスを始めようと思っているなら。非正規を続けつつ、リスクのない副業から現状を変える第一歩を踏み出すことをおすすめします。
以下、詳しくご説明します。
思い切った行動はNG
単刀直入に言うと、今は英語業界だけでなく様々な業界が景気の大きな影響を受けています。そして今後長く見て数年は、その影響を受けることが予想されます。
このような状況のなかで独立することは相当なリスクです。そのため、毎月負担となるような固定費が発生するようなリスクを背負うタイミングではありません。
それぞれ、現在の状況によって今後の行動が変わってきますので、今のあなたに必要な立場から、「今無理なくできること」を検討していくことが大切です。
正社員の方
2022年くらいまで、一番立場として安定するのは正社員の方です。
正社員の仕事で毎月の収入を確保しつつ、あなたが将来取り組みたい英語ビジネスの仕組み作りや今後の課題を一つ一つクリアし、ここ数年は世の中の流れをしっかりと見極めていく必要があります。
状況が変わるまでは今の仕事にしがみつくくらいがちょうどいいと言えます。
非正規社員の方
かりにあなたが非正規社員で、仕事を失う不安を感じている場合でも、焦ってはいけません。まずはウェブサイトを作ったり、ココナラでスキルを売ったり、「お金をかけずに」できることから始めることをします。
あなたに英語のスキルがある場合、今なら確実にお金が稼げるオンライン講師や翻訳などの副業を始めて、じっくり将来に向けて種を撒いていくことをおすすめします。
少なくとも今は、リスクを背負う時期ではありません。
パイの奪い合いは始まっている!
あまりネガティブな話を書くことは本意ではありませんが、現実は現実として冷静に今の状況を捉えておくことはとても大切なことだと考えています。
まず英語の需要に関しては今後大きく伸びることはないでしょう。むしろ今後は、「限られたパイを奪い合う」厳しい状況がやって来ます(今やって来ています)。
もしあなたが「英語で稼ぐ!」を実現するためのサービスを検討しているなら、今後数年で、英語のどの分野にニーズがあるのか?慎重に検討する価値があります。
では具体的に英語で稼ぐ場合、どの分野を狙えばいいのか?そこで個人的に現状ニーズが期待できる2つの分野をご紹介します。
学校と受験、TOEIC
英語のなかでも可能性がある分野としては小学生~高校生向けの英語指導や、TOEICスコアなど実用的な分野が狙い目でしょう。
なぜなら、学校の英語は成績や受験、TOEICスコアは入学や転職などの「必要性」が常にある分野だからです。
ビジネス英語
次に英会話ですが、日常英会話に関しては、今後海外渡航及び外国人のインバウンドが難しくなる理由から、ニーズが伸びと考えることは非現実的です。
ただし、ビジネス英会話など緊急性及び必要性が高い分野はニーズが期待できます。
私が今お伝えできる範囲では「英語のパーソナルトレーニングは依然需要がある」という事実をお伝えすることができます。
今後英語で稼ぐために必須のオンライン対応
これからカギとなるのは「オンライン」でのビジネスです。
あなたがどのような英語ビジネスを検討しているにしろ、オンラインで取り組めることが、特に重要になっていきます。
ただし、オンラインで取り組む場合、独自のポジショニングを確保することが必須でしょう。なぜなら、オンラインは競争相手が劇的に増えるからです。
オンライン講師にしても、オンラインコーチにしても、ワンクリックでかんたんに、あなたは常に誰かと比較されます。そこで選ばれるのは、自分の強みを生かし、独自の価値を適切に訴求できる人です。
幸い、オンラインはお金がかからないので、副業として何かを始めることが大切です。ただし「お金をあまりかけない」ということが今は大切です。わざわざ今、リスクを負う必要はありません。
一発逆転は狙わない!
もしあなたが今後に不安を感じる状況にあり、英語ビジネスでの独立を検討している場合、あなたのやる気に水を差すようなおせっかいかもしれませんが、今はタイミングではありません。
確実性が期待できない挑戦より、今は確実にお金を稼げる方法を模索することが大切です。
アルバイトでも何でもいいので、あなた自身がリスクを負ってビジネスを始めるより、「今は勉強のとき」と考え、プランを練ったり、自己投資を優先することをおすすめします。
ただし、将来に種を撒くという意味で、
・集客に強いアメブロでブログを開設する
・サイトを開設する
・今現在グーグルから絶賛評価されているnoteのサービスを利用して、あなたの英語習得のノウハウを公開する
など、あまりお金をかけずにできることに集中することをおすすめします。
くれぐれも、先行投資に大金が必要な思い切った行動をすることはやめておきましょう。今後、必要なのは手元に現金を残すことです。
最後に
いよいよ世の中はすごいことになりつつあります。普通にビジネスできるのがありがく感じる時代が直にやって来るかもしれません。
英語ビジネスは世の中の流れの上で、楽観的に考えることができない状況があり、既に競争が激化しています。タイミングという点では、新規参入者には厳しい状況になっている、とお伝えすることができます。
ということで、必要なリスクは積極的に負う価値がありますが、負う必要がないリスクは絶対に負う必要はありません。今の独立は最悪のタイミングです。思い切った行動は控えることを強く、おすすめします。
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